中野勇・信子さん (北海道余市郡)

来年は「しり焼け」トマトを減らしたい

2003年12月05日

善戦した、と思える1年

トマト栽培の1年を振り返ってどうか、と『健菜ニュース』の編集部から聞かれましたが...。北海道は、30度以上になる日が1日としてない寒い夏でした。そんな中で自分としては「善戦したな」と思っています。
気候が気候だっただけに、収量は落ちました。でも品質は保とうと、灌水のタイミングやハウスの換気など、とにかく栽培管理に気を使う日々でした。幸い、日照が味方をしてくれました。

2003年モノのトマトジュース

うちの農園では、7月下旬から8月上旬に採れる糖度9度以上のトマトだけを健菜ジュースにしています。トマトの樹の2、3、4段目の実だけを搾る「いいとこどり」です。
今年の味はいかがでしたか。
生産者にとって、糖度9度というのはたいへんな数字です。でも、おいしさの中身はそれだけではありません。味の濃さも酸味と甘味のバランスも、毎年違います。自然が相手だけに、画一的な味は育ちません。フランスのワインのように、トマトジュースも、年によって味が違うものだと理解していただけるといいのですが...。その上で、わたしとしては、どんな条件下でも味のブレをなくしていく。そうありたいと思っています。

来年は、しり焼けを減らしたい

寒い夏の反動なのか、今日(12月3日)も暖かい。雪もまだ積もっていません。
わが家は、今が1年でいちばんゆっくりできる季節。目下、栽培記録を見直しながら、来年のことを考えています。課題は、トマトの糖度が高くなればなるほど増えてしまう「しり焼け」を減らすことと、満足することなく品質の目標レベルを上げること。
年があけた1月10日頃から、トマト栽培の準備を始めます。

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