いよいよ稲刈りです。ただし8~9月は台風シーズン。強風や豪雨で稲が倒伏すると栄養が穂に届かなくなるので、農家は天候予測に神経をとがらせます。
田植えと同様、山の棚田には小型のコンバインしか入りません。小回りが効かないところもたくさんあるので、そういうところは手作業で刈り取ります。 山間部でも9月の残暑は厳しく、稲刈りは重労働になります。しかも適した日は限られますから、一気呵成にやり遂げるしかありません。
尾神岳の麓、泉地区の中嶋巌さんの田んぼ。きれいな黄金色に染まっていますね。
収穫まであと20日くらい。
試し刈りして、稲の状態を入念に確認します。
永田農法の稲は短く、しっかりしています。
一穂百粒の稲穂の理想的な状態。刈り取りしましょう。
エンジンから立ち昇る熱で運転席は相当な暑さ。
コンバインで収穫できないところは手で刈り取ります。
ぐるぐる何度もまわって刈り取っていきます。
収穫を終えた田んぼ。そして来年に向けての準備がはじまります。