稲刈りが終わったあとの水田に、冬季も水を張っておく農法を、「冬水たんぼ」(冬期湛水)と言います。 湿地状態がつづくため微生物やミミズ、魚が育ち、またそれらを捕食する鳥が訪れることで、土づくりや雑草の抑制、保水に効果があります。
また山間部など田植え期の水を確保しにくい地域では、渇水対策としても有効です。
(11月) 早朝の尾神岳。これから冬水たんぼの作業をします。
一度トラクターで田を起こしてから水を張り、
さらにもう一度耕して冬の到来を待ちます。
水を張ってあるのが作業を終えた田んぼ。手前の田んぼはこれから。
これから代掻き作業します。
全ての田んぼに水が入り、池のように水面が輝いています。
冬の間水を張って、土づくりをします。
(12月) 大賀の冬水たんぼです。生態系を守り、環境保全型農業を実践しています。