品質一定の味気なさ

品質一定の味気なさ

 今や野菜・果物の50%以上が業務用であることをご存知ですか。それらには、味や香りより優先される項目がいくつもあって、農作物なのに工業製品のような面が求められています。
 例えば、旬に関係なく、1年中安定供給でき、価格が安く変動しないことや、調理しやすさが重要視され、それに応える品種改良や栽培法が研究されています。
 これが店頭売りの野菜にも影響を与え、客足が増える週末に売るため、収穫後も熟度が進まないトマトが現れました。
 手軽な価格で味が安定しているファストフードが食べられるのは、悪いことではありません。しかし、1年中、味が同じ野菜や果物は味気ない...。作物には旬があり、産地の特性があり、季節によって味が変わるもの。健菜倶楽部がお届けしたいのはそんな野菜や果物です。



永田まこと (健菜倶楽部生産部 顧問)

全国の生産者を訪ね、父に代わって永田農法の指導もしている。

新着エントリー

  • 「良いなすを作りたい」 その思いで高めた技術とおいしさ

    「温度管理が肝心」と話す田畑さん。1日に何度もハウスの屋根や窓を開けしめする。 有明海に面した風...

    健菜通信:今月の特集 | 2024年02月
  • 冷害から高温対策へ

     作物の品種改良は驚くほど活発です。改良の目的は消費者の嗜好やニーズに合わせることだけではありません...

    野菜の今とみらい | 2024年02月
  • 生芋 玉こんにゃく

    トンチンカン 「蒟蒻問答って言葉、知っている?」 「何それ、そんな四字熟語があるの?」  これ、遊び...

    健菜スタイル | 2024年02月
  • 干し柿の出来が楽しみ。

     柿の収穫も終盤を迎え、今は干し柿づくりの真っ最中です。私たちはあんぽ柿と市田柿をつくっていますが、...

    土かぜ日記 | 2023年12月
ページの先頭へ