雑草の味で土壌の状態を計る永田照喜治氏 本年9月に亡くなった永田氏は多くのものを遺した。 最大の遺産は、農業の未来かもし...
ジュースの宴 先日、旧友が、ママになった娘さんとお孫さんの3人で遊びにきました。一家とは家族ぐるみの長い付き合い。この...
北海道余市の南西斜面に安芸農園はある。温暖化が進む今、もっとも注目される果実の栽培適地で健菜果実は育っている。 余市湾か...
琥珀スープのやさしさ 料理本はキッチンの棚に集めているのですが、辰巳芳子さんの『あなたのために』などは別扱い。書斎にある...
茎に残る緑色が完熟を図る目安となる。 健菜米の生産地・吉川は黄金色に染まっていた。今年は豊作。人も景色も朗らかに収穫の時...
釧路は最北の健菜農園の一つ。真夏でも最高気温が20度を下回る寒冷の地で、おいしい野菜が育っている。 雨あがりの農園。土は...
大人ジュースの出番 「ジュースはお子様の飲み物」と思っていたのは、私自身が子どもの頃。高校生になると「食事に甘い飲み物...
嶽きみは、青森県が生んだブランド野菜。中でも佐藤農園産はプロが認める逸品だ。 畑の上を涼風が吹き抜けていく。 健菜の生...
「おいしい」の効きめ 冷蔵庫を開けて、「楽しみにしていたアレがない! だれが食べたの?」と叫ぶこと、どの家庭にもあり...
暑さの中で食べるすいかは格別だ。健菜がおすすめするのは津軽産。その名人を訪ねた。 収穫間際の縞王。尻の下に実を守るベッド...
よそゆき梅干しはプロ任せ 10年続けてきた「梅しごと」を、昨年から休んでいます。きっかけは家の建て替えでした。設計段階...
田植えシーズンを迎えた新潟県吉川区。 3人の生産者たちを訪ね、その思いを聞いた。 生産者一の理論家としての取り組み/山本...
ころころ粒のなぞ 健菜の加工品には、さり気ないのに「じつはすごい」と気付かされるものがあります。隠れ家フレンチのシェフ...
かわいい、ぬか床 先日、病院で検査を受けるために2日間、食事制限をしました。1日は絶食です。たった2日間のことなのに頭...
青森県東部の冷害は、季節風「やませ」が原因だった。 その冷風を生かして、小かぶを育てる生産者を訪ねた。 手で皮をむく。...
有明海に近い田園地帯にある農園にきゅうり栽培一筋のベテラン、鶴悦巳さんを訪ねた。 ポキンと折ると澄んだ果汁があふれ出す。...
小さなオイル革命 生け花教室で会った英国人と日本の土産は何がいいか、という話題になりました。日本在住15年になる彼女の...
砂地で栽培する玉ねぎ 静岡県浜松市篠原は、玉ねぎの名産地。その中で、品質の高さで注目される鈴木農園は、ほがらかな夫婦が健...
完璧な半熟卵 「卵はどう料理いたしましょうか?」 若い頃、こんな風に聞いてもらえるホテルの朝食が大好きでした。背伸び...
渥美半島に、健菜トマトのおいしさを支え続けている生産者がいる。 生産が激減しているファースト種一筋の名人だ。 伊良湖岬...
毎日が勝負塩 フレンチの有名店のテーブルに、小さな塩壺が置かれていた時は驚きました。「自分で味を調節してくださいなん...
上越市吉川は、健菜米コシヒカリの栽培地。 米栽培の好条件を備えた環境は、野菜づくりにも力を発揮する。 永田農法の高い技術...
日本育ちの中国美食豚 昨年、食をテーマに開催されたミラノ万博では、和牛を積極的にアピールしていたようです。でも、私は...
きゅうりの専門農園を滋賀県野洲市に訪ねた。 会ったのは「おいしい」だけでは足りないという生産者だ。 ...
わが家の「めでたきもの」 「葡萄」という漢字が好きです。エキゾチックだし、「葡萄唐草」という古来の...
農業従事者の高齢化には歯止めがかかりません。でも、産地ではいきいきと作業する若い人に出会うことも...
夏の農作業は土づくりが中心です。収穫後のトウモロコシの畑では葉や茎を漉き込んで緑肥に。化成肥料は...