オクラ

ねばねばが豊富、栄養がぎっしり

オクラ
アオイ科アオイ属。原生地はアフリカ北東部、熱帯から温帯が栽培適地です。エジプトでは、紀元前元年頃にはすでに栽培されていたようです。日本へは、江戸から明治初期に持ち込まれました。

粘りの強い、おいしいオクラを

オクラの原生地は北東アフリカ。高温乾燥を好み、寒さには弱いのですが、ハイビスカスに似た美しい花が咲きます。毎朝、新しい花が開き、午後には萎んでサヤがふくらみ、四、五日後から収穫できます。健菜倶楽部では春から秋にかけて、沖縄や鹿児島、静岡で栽培されたオクラをお届けしています。
 オクラから分泌される樹液の刺激は強烈で、収穫中は慣れていないと皮膚がかぶれたり、指紋に傷がついたりします。しかしそれは、栄養価が高く、消化酵素も多い証拠。肉類と一緒に召し上がると、消化を助け、胃もたれしません。永田農法で肥料を極力押さえ、水を絞って強い根を育てるからこその、粘り気の強いおいしいオクラです。
健菜でお届けしている丸オクラは、別名「貴婦人の爪」と呼ばれる稀少品種。切り口が星型の一般のオクラより断然おいしいと評判です。塩を振ってさっとゆがいただけでもおいしく召し上がっていただけます。

カルテ

ビタミンA、B1、B2、C、ミネラル、カルシウム、カリウムなどを含み、夏バテ防止、整腸作用が期待できます。また、切ったときにでる粘り気の一因は、ペクチンなどの食物繊維で、コレステロールを減らす効果があります。

保存方法

乾燥に弱いのでラップをして冷蔵庫で保存します。なお、寒さにも比較的弱く、庫内が5℃を下回ると低温障害を起こすので注意が必要です。

たべきりレシピ

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