台湾の高雄で永田農法で栽培。完熟状態で収穫しているから、芯まで食べられ舌に渋味が残らず、なんともいい香り。
また、成長を促すホルモン剤等は一切使用せず、ゆっくりと時間を掛けて成長していますので、小柄ですが、甘味と栄養がその実に凝縮しています。
一般のパイナップルに舌をピリピリ刺すような刺激があるのは、未熟なうちに収穫されるから。また、生産効率を上げるために、成長を促進するホルモン剤が使われている場合もあり、未熟なうちにどんどん大きくなっていきます。
熟度が進んでいないパイナップルは、大量の酸に加えて蓚酸が多く含まれます。パイナップルはミカン等と違い、収穫後酸が糖化することがありませんから、これがまずさの原因となっているのです。
未熟で収穫するのは、日持ちを長くするためだけでなく、完熟が難しいから。過肥料や農薬の影響で根や茎が弱く、完熟を待つと根が腐ったり、茎が倒れたりしてしまうのです。
水はけの良い斜面を選び、毛細根をびっしりと大地に張り巡らせている健菜のパイナップルだから、樹上完熟が待てる。健康がおいしさの理由です。熟練の名人でなければ、これほどおいしいパイナップルは実現できません。
カルシウムやカリウム、ビタミンCを豊富に含むほか、たんぱく質分解酵素が多く、肉類の消化を助けます。
葉を下にして立てて保存すると、甘みが果実全体にまわって、おいしく食べられます。