いんげん

青臭くない、歯ごたえと香りが身上のいんげん

いんげん
マメ科インゲン属。いんげんは中央アメリカが原生地。日本へは江戸時代に中国から隠元禅師によって伝えられたため、「いんげん豆」という名前で呼ばれるようになりました。
いんげん豆と、さやを食べるいんげんは同じ種類ですが品種が違います。

ゆっくりサヤが太るから、おいしい

 さやいんげんは世界中で栽培されていますが、原生地は中南米、メキシコ中央部からホンジュラスにかけての太平洋岸だと言われています。高さが2~3メートルになる「つる性」のものと、40~50センチの「つるなし」品種があり、それぞれに丸さやと平さやがあります。それに雑種起源のものが加わり、品種は多種多様です。

 健菜倶楽部では、秋から春にかけては鹿児島や沖縄、夏は北海道で栽培されたものをお届けしています。真冬から春にかけて収穫される沖縄モロッコいんげんは、穏やかな沖縄の気候が、やわらかく香りの良いいんげんを育みます。水はけのいい乾燥した適地で、やわらかな陽射しがゆっくりサヤを太らせるので、おいしさも香りも絶妙です。

 また、北海道余市郡で栽培する「ササゲ」は、ハウス栽培で雨よけをして、水分を極力与えずに栽培しています。新鮮なうちにお届けするので、歯ごたえも香りも絶品です。

カルテ

 カロテン、ビタミンB群、C、カリウム、カルシウムを多く含みます。ビタミンB群は、疲労回復に効果を発揮します。また、食物繊維も豊富なので、便秘の予防に役立ちます。

保存方法

ラップで包んで冷蔵庫で保存します。鮮度の落ちやすい野菜なので、新鮮なうちに食べ切るとよいでしょう。

たべきりレシピ

ページの先頭へ