野菜の今とみらい

品質一定の味気なさ

2018年11月01日
品質一定の味気なさ

 今や野菜・果物の50%以上が業務用であることをご存知ですか。それらには、味や香りより優先される項目がいくつもあって、農作物なのに工業製品のような面が求められています。
 例えば、旬に関係なく、1年中安定供給でき、価格が安く変動しないことや、調理しやすさが重要視され、それに応える品種改良や栽培法が研究されています。
 これが店頭売りの野菜にも影響を与え、客足が増える週末に売るため、収穫後も熟度が進まないトマトが現れました。
 手軽な価格で味が安定しているファストフードが食べられるのは、悪いことではありません。しかし、1年中、味が同じ野菜や果物は味気ない...。作物には旬があり、産地の特性があり、季節によって味が変わるもの。健菜倶楽部がお届けしたいのはそんな野菜や果物です。



永田まこと (健菜倶楽部生産部 顧問)

全国の生産者を訪ね、父に代わって永田農法の指導もしている。

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