みかん

ゴツゴツして小ぶり、がおいしい

みかん
ミカン科。柑橘類の原生地はインドのアッサム地方とされ、様々な品種に分かれながら、アジア各地へ広まったとされています。800年ほど前に中国からみかんの一品種が伝来し、紀州で栽培されたことで日本に広まったという説や、みかんは日本原生の柑橘という説があります。「蜜柑」の字のとおり、甘みが強いのが特徴です。

永田農法のヒント。永田農法の礎の一つでもあるみかん

そもそも永田農法は、海沿いの荒地でみかん栽培を始めたのがきっかけ。永田さんは、石ころだらけの場所でこそ、おいしいみかんが育つことに気づいて、永田農法のヒントを得たのだとか。今では、各地の名人が永田農法を応用しておいしいみかんを育てています。

石ころだらけの園地で栽培

健菜倶楽部が誇る名人の一人、福岡県の藤田幸義さんは、石ころと粘土質の赤土の急斜面で、40年以上もみかんを栽培しています。収穫間近になると、葉は黄色みを帯び、枝が弓なりにしなってすべての養分をその実に送ろうとします。樹上完熟です。内袋もとろけるくらいの完熟度まで収穫を待ちます。

甘いだけじゃない。酸味もしっかりと

健菜のみかんは農薬を極力抑えて栽培しているので安全です。また、外皮も薄いので、皮ごと食べる人がいるほど。ゴツゴツの見かけは、はちきれんばかりの生命力のあかし。果肉は緻密でジューシー。驚きの甘みがある反面、酸味もしっかり。味に奥行きがあります。

カルテ

ビタミンCが豊富で、果肉の内袋を覆う白い筋は動脈硬化の予防や、コレステロール値を下げるといった効果があるとされている。

保存方法

常温で保存。


ページの先頭へ