トルコ料理は中国料理、フランス料理と共に、世界三大料理に数えられています。食材に恵まれていることはもちろんですが、立地や歴史が大きな要因になっています。ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国の伝統的なメソッドや、ヨーロッパの華麗なテクニック、アジアの繊細なアレンジメントなどが包括的に取り入れられた、洗練された料理なのです。
ラムとアプリコットのピラフは、にんじんが隠し味になっています。最近にんじん嫌いの子供は少なくなりましたが、にんじん嫌いの大人(男性?)はまだ棲息しているようなので、一度チャレンジしてもらいましょう。案外気に入ってくれるかもしれません。
アーティチョークには様々な種類がありますが、トルコでは芯の部分を食べるものを使います。日本では手に入りにくいので、缶詰を使いました。もし生のものが手に入ったら、まず先端と外側の固い葉の部分を取り除き、芯の部分を取り出します。それをレモン水に入れ、あく抜きをしてから茹でて使いましょう。
材料(4人分)
- <厚手の鍋に20gのバターを入れ温め、アーモンドを炒め、軽く色づいたら取り出しておきます。
- 残りのバターを鍋で温め、たまねぎを入れ、やわらかくなるまで炒めます。
- にんじんを加え、5分程炒めます。
- 次にラムを入れ炒め、色が変わったらアプリコット、オールスパイスを加え、塩こしょうで味をととのえます。
- 水1カップを注ぎ強火にし、沸騰したら火を弱め、15分程煮ます。
- さらに残りの水と米を加え強火にし、沸騰したら蓋をして弱火にし、20分煮ます。
- 蓋をしたまま20分蒸らします。
- よく混ぜてから皿に盛りサーヴします
材料(4人分)
- アーティチョークは軽く水洗いし、レモン水に30分程つけておきます。
- 30分たったらよく水気を拭きとり、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋でバターを温め、たまねぎを入れ、軽く色づくまで炒めます。
- 次にアーティチョークを加え、炒めます。
- 米を入れよく混ぜ合わせ、油がまわったら水を注ぎ、塩こしょうで味をととのえます。
- 強火にし、沸騰させます。
- 沸騰したら弱火にし、蓋をして20分程 煮てから、15分程蒸らします。
- 器に盛りつけ、ディルを散らしてサーヴします。
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