野菜の今とみらい

気候変動と産地

2019年03月01日
気候変動と産地

 日本の平均気温は過去100年間で3度上昇しました。また、ゲリラ豪雨や豪雪などの異常気象が頻発。やがては四季がなくなり、夏と冬の二季になるかもしれません。
気候変動が農作物に与える影響は、例えば、野菜が受粉できない、変形する、果実の萌芽が遅れるなど、数々あり、被害は甚大です。
 その対策も始まってはいます。例えば、栽培時期をずらす、アボカドやパッションフルーツなどの亜熱帯果実の栽培を始める、高温に耐性がある品種の開発等々。
 果物は、栽培に適する温度帯が北上すると予測され、実際に青森産の桃が市場に出まわるようになりました。将来は、ふじりんごの栽培適地が青森から北海道へと拡大するかもしれません。
 ただし、作物の適地は温度だけでは不十分。
特に、おいしい野菜や果実を生らせるために、私たちが注目しているのは、太陽の光です。いつどのように光が注ぐかに注目し、適地適作を守っていきたいと考えています。

永田まこと (健菜倶楽部生産部 顧問)

全国の生産者を訪ね、父に代わって永田農法の指導もしている。

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