農業関連の認証制度がいろいろあることをご存知ですか。
例えば、オリンピック選手村の食材に義務づけられた「GAP」認証。安全性、環境保全、働き方にまで規定があり、海外に農産物を輸出するならGAPが必須になっています。農林水産省主導の「有機JAS」「特別栽培農産物」「エコファーマー」は、各々の細かいガイドラインに従っている証。その他、都道府県、市町村、JAや生協、企業などの認証が乱立しています。
けれど、じつは安心安全でおいしい作物を栽培しながら、認証と無縁の生産者も多いのです。高齢であったり、小規模であったり、農法へのこだわりが独特であったり......。亡父・永田照喜治は「生産者の人格を超える保証はない」と言っていました。健菜には認証の取得している生産者も多いけれど、「私自身が安心安全を保証します」という人も少なくありません。後者も健菜の宝です。
全国の生産者を訪ね、父に代わって永田農法の指導もしている。
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