健菜梅ぼし
健菜スタイル

健菜梅ぼし

2016年07月01日
よそゆき梅干しはプロ任せ

 10年続けてきた「梅しごと」を、昨年から休んでいます。きっかけは家の建て替えでした。設計段階から「新しい家には梅干しを干す場所がない」と、気にかかってはいたのです。「でも、工夫すれば何とかなる」と漠然と思っていたのが大間違い。
 デザインばっちりの家は完成しましたが、梅干しは作れません。解決には、宝くじを当てて、陽当たりのよい庭付き住宅を手に入れるしかないかも......。

ほどよく酸っぱく、 後味キリッ

「別に手作りでなくても、いいんじゃない」
 夫は、私の嘆きには無関心。
「ぼくはこっちのほうがいいし......」
 彼が「こっち」というのは、プロが作った「健菜梅干し」のこと。先日は、空のお弁当箱を通勤鞄から取り出しながら、「今日のお昼はおいしかった。健菜米と健菜梅干しの組み合わせは最強だ」と言っていました。
 手作り梅干しを詰めていた時には、頂戴したことがない褒め言葉。ちょっとがっかりしますが、彼の言うとおりだと私も思います。
 健菜梅干しは、塩分と酸っぱさが絶妙です。酸っぱすぎず、後味はキリッとして気持ちいい。紀州南高梅を2年間熟成させた果肉はふっくらとして、ご飯にとろりと絡みます。手作り梅干しと比べたら、まろやかさに脱帽するしかありません。おかげで、今、わが家の梅干し消費スピードの早いこと。熱々ご飯のときも、素麺やお粥のときも、「梅干しを出して」と家族から注文されています。

あの人に贈ろう

 先日、デパ地下で、おつかいものの梅干し選びに悩んでいる女性を見かけました。彼女は「酸っぱくないものを。でも、甘さがしつこいのはだめ」と訴えています。私は内心で「ありそうでないのよね」と思いつつ、「あ、お中元に健菜梅干しを贈ろう」と、ある人の顔を思い浮かべていました。その人には、私の手作り梅干し(塩分18%)を持参して大変喜んでもらったことがあるのですが、ご本人の体調を考えてその後は控えていました。おいしくて塩分控えめ(13%)の健菜梅干しなら、きっともっと喜んでもらえます。
(神尾あんず)


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