野菜の今とみらい

進化する機能

2019年10月01日
進化する機能

 「機能性野菜」という言葉をご存知ですか。
 機能性食品は、機能=健康にプラスになる効果を強調した食品のことですが、2015年から野菜や果物も「機能性の表示」が認められるようになりました。
 それぞれの野菜が含有している機能性成分を、より高めるように栽培したり、品種改良された野菜が、すでに店頭に並んでいます。
 高リコピンのトマトや、高βカロテンと表示しているにんじんなどがそれ。
 また、特定のニーズに合わせた開発も進んでいます。
 例えば、低カリウムのレタス。腎機能が低下している腎臓疾患の人は、カリウムを多く含む生野菜や果物は厳禁。
 そんな人にとって低カリウム野菜の開発は朗報です。
 科学が進歩し、遺伝情報のゲノム編集や、栽培環境を完全に管理することで、野菜の成分を自在に操れる時代が到来しつつあります。
 その進歩をどこまで受け入れるのか。私たちは「野菜本来のおいしさ」を求めて、慎重に選択したいと思います。

永田まこと (健菜倶楽部生産部 顧問)

全国の生産者を訪ね、父に代わって永田農法の指導もしている。

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